顧問業務とは
弊社が顧問としてマンション所有者(管理組合)側の立場へ立ち、管理会社との連携を軸として修繕計画の見直し、施工業者の選定助言、工事予算の算出管理、法定定期診断の実施等を行います。
顧問業務の重要性
管理会社とは日々の管理を主としており、大規模なものはあらかじめ一般的な修繕周期に基づいて計画を行っている場合が多く存在します。大規模で複合的な修繕周期が近付いた時、果たして建物の現状は事前の予算計画通りで賄いきれる範囲なのでしょうか。修繕される箇所は修繕周期に合わせた箇所だけで大丈夫でしょうか。
弊社では建物を調査した際に、早急に修繕が必要にもかかわらず修繕周期がまだなので施工していない。逆にまだ健全な状態を保っているのに修繕周期だから施工した。といった建物を数多く見てきました。何事も修繕すれば無駄にはなりませんが、資産に限りがある以上はやるべき箇所を把握すべきです。
顧問業務の重要性とは、誰も口を出せない部分を補う事による建物と資産両面の向上に他なりません。管理会社に対してはより繊細な修繕箇所や金額の情報を提供し、選出された工事施工業者には無駄のない修繕施工を後押しをする。これらをマンション所有者(管理組合)側としてお手伝い致します。
主な業務内容
- 建物及び設備の維持保全に関する相談・助言
- 建物及び設備の維持保全に関する提案
- 必要に応じて理事会への参加
- 軽微な工事に関する見積書等の相談・助言
- 不慮の事態に対する相談・助言
- 建築設備定期調査及び報告書作成と役所への提出(1年毎)
- 特殊建築物等定期調査及び報告書作成と役所への提出(3年毎)
- 建物簡易診断及び報告書作成
- 長期修繕計画の見直し
- 改修工事の仕様書作成と施工業者選定
- 工事監理
- 耐震診断の調査
顧問費用
大規模修繕の場合、工事に先立つ事前の建物調査や工事範囲の数量算出及び実際の工事監理・調整業務をすべて含め、工事金額に対しての6%~10%(規模による)程度となります。
その他に関しましては、ご希望内容により変動致しますのでお問い合わせください。